*

『ベルサイユのばら』ロックスターとしての自覚

2016/12/09 | アニメ, , 音楽

「あ〜い〜、それは〜つよく〜」 自分が幼稚園に入るか入らないかの頃、宝塚歌劇団による『ベルサイユのばら』が流行っていた。いわゆる『ベルばらブーム』。原作は池田理代子さんの漫画。 普段は漫画を読

続きを見る

『オデッセイ』 ラフ & タフ。己が動けば世界も動く⁉︎

2016/11/28 | 映画:ア行, , 音楽

2016年も押し詰まってきた。今年は世界で予想外のビックリがたくさんあった。イギリスのEU離脱や、アメリカのトランプ大統領誕生。それに日本での新海誠監督作品が国民的な大ヒット。自分が思っているより遥か

続きを見る

『この世界の片隅に』 逆境でも笑って生きていく勇気

2016/11/13 | アニメ, 映画:カ行,

小学生の頃、社会の日本近代史の授業で学校の先生が教えてくれた。「第二次大戦中は、今と教育が違っていて、国のために死ぬのは当たり前だとされていたんです」 自分はすっかり、戦時下の人たちはま

続きを見る

『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』夢を現実にした最低で最高の男

2016/11/09 | アニメ, 映画:ア行,

芸能界は怖いところだよ。よく聞く言葉。 本書は『宇宙戦艦ヤマト』のプロデューサーで、実質的な生みの親である西崎義展氏の人生を綴っている。 『宇宙戦艦ヤマト』は、SFアニメブームの先駆けの作品。

続きを見る

『スター・トレック BEYOND』すっかりポップになったリブートシリーズ

オリジナルの『スター・トレック』映画版をやっていた頃、自分はまだ小学生。「なんだか単純そうな話なのに、難しそうにやっているな〜」と、淀川長治さんが解説しているテレ朝の『日曜洋画劇場』の放送を、眠い目を

続きを見る

『シンドラーのリスト』極端な選択の理由

2016/09/27 | 映画:サ行

テレビでナチスのホロコースト虐殺の特集を放送していた。なんでも相模原の養護施設で大量殺人をした容疑者が、ナチスの優生学にならって障害者を殺害したと言ったらしい。この発言が、さらに世の中を震撼さ

続きを見る

『藤子・F・不二雄ミュージアム』 仕事の奴隷になること

2016/09/26 | アニメ,

先日、『藤子・F・不二雄ミュージアム』へ子どもたちと一緒に行った。子どもの誕生日記念の我が家のイベント。ミュージアムに行った日の前日にあたる9月23日は、偶然にも藤子・F・不二雄さんの命日。な

続きを見る

『エレファント・マン』 感動ポルノ、そして体調悪化

2016/09/11 | 映画:ア行

『エレファント・マン』は、自分がデヴィッド・リンチの名前を知るきっかけになった作品。小学生だった自分は、この悪夢的な映像美に圧倒された。当時よくこの作品を観て「泣いた」という声を聞いたが、自分

続きを見る

『ズートピア』理不尽な社会をすり抜ける術

2016/08/25 | アニメ, 映画:サ行

ずっと観たかったディズニー映画『ズートピア』をやっと観ることができた。公開当時から本当にあちこちから「面白かった!」という声を聞いた。映画ランキングのヒットチャートに乗っている作品でも、身近で「この映

続きを見る

『裸足の季節』あなたのためという罠

2016/08/12 | 映画:ハ行

  トルコの女流監督デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンが撮ったガーリームービー。一見した画面の印象はソフィア・コッポラ監督の『ヴァージン・スーサイズ』。だがこちらの内容は社会派で重く深刻だ

続きを見る

『ケナは韓国が嫌いで』 幸せの青い鳥はどこ?

日本と韓国は似ているところが多い。反目しているような印象は、歴

『LAZARUS ラザロ』 The 外資系国産アニメ

この数年自分は、SNSでエンタメ情報を得ることが多くなってきた

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』 みんな良い人でいて欲しい

『牯嶺街少年殺人事件』という台湾映画が公開されたのは90年初期

『パスト ライブス 再会』 歩んだ道を確かめる

なんとも行間の多い映画。24年にわたる話を2時間弱で描いていく

『ロボット・ドリームズ』 幸せは執着を越えて

『ロボット・ドリームズ』というアニメがSNSで評判だった。フラ

→もっと見る

PAGE TOP ↑