「 映画:ハ行 」 一覧
『バケモノの子』 意味は自分でみつけろ!
細田守監督のアニメ映画『バケモノの子』。意外だったのは上映館と上映回数の多さ。スタジオジブリが新作を作らなくなって、そのまま客層が細田監督(スタジオ地図)作品に移行したおもむき。この『バケモノ
『初恋のきた道』 清純派という幻想
2015/07/17 | 映画:ハ行
よく若い女性のタレントさんを紹介するときに「清純派の◯◯さん」と冠をつけることが多い。明らかに清純派のイメージじゃない人がほとんどで、いつも失笑してしまう。芸能界でのし上がってくるような人は、若い女の
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でリアル・タイムトラベル
2015/07/08 | 映画:ハ行
なんだか今年は80年代〜90年代の人気映画のリブート作やリメイク作が目白押し。今が2015年だいうのを忘れて当時にタイムスリップしてしまったみたい。現在の技術でパワーアップした作品
『バトル・ロワイヤル』 戦争とエンターテイメント
深作欣二監督の実質的な遺作がこの『バトル・ロワイヤル』といっていいだろう。『バトル・ロワイヤル2』の撮影中に深作監督が亡くなったため、途中から息子の深作健太監督にメガホンをバトンタッチしている。この映
『ビバリーヒルズ・コップ』映画が商品になるとき
今年は娘が小学校にあがり、初めての運動会を迎えた。自分は以前少しだけ小中高の学校のカメラマンをやったことがある。遠足や体育祭、文化祭などの学校行事に同行して、その様子をカメラに収め
『ベルリン・天使の詩』 憧れのドイツカルチャー
昨年倒産したフランス映画社の代表的な作品。 東西の壁がまだあった頃のドイツ。ヴィム・ヴェンダースの名作です。 自分はリアルタイムでハイティーンの頃、この映画を観ましたが、とにかく雰囲気
『ヒトラー 〜最期の12日間〜』 負け戦には精神論
2015/05/20 | 映画:ハ行
「欲しがりません勝つまでは」 戦後70年たった今となっては、こんな我慢ばかりを要求する言葉が行き交うということは、戦争に負けている証拠だと冷静にとらえることができます。もちろん当時の日本人だ
『バードマン』あるいはコミック・ヒーローの反乱
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の 新作がコメディと聞いて、まず疑った。 生真面目な完璧主義者のイメージが強い イニャリトゥ監督がコメディだって? ふた
戦争は嫌い。でも戦争ごっこは好き!! 『THE NEXT GENERATION パトレイバー』
1980年代にマンガを始めOVA、 テレビシリーズ、劇場版と メディアミックスで連続した世界観を描いた 『機動警察パトレーバー』シリーズ。 近年になって実写版が作られ、
宇多田ヒカル Meets 三島由紀夫『春の雪』
昨日は4月になったにもかかわらず、 東京でも雪が降りました。 ということで『春の雪』。 三島由紀夫氏作の『春の雪』の映画化。 原作は『豊穣の月』4部作の1作目にあたり、 最終章