自分が20代のはじめの頃、
正社員で勤めた時の会社の上司に
こう言われました。

「人が直接指摘してこなくとも、
みんなお前の行動を見ている。
10人いたら10人の視点でお前を評価している」

これは40代になった今でも
ずっと心に留まっている言葉。

人に評価されずとも、
自分自身を恥ずかしい人間にしないよう、
客観的に見ても自分が嫌いにならないように
しなければいけない。

この映画『LIFE!』はベン・ステラーが
監督兼主役で作った映画。

主人公は16年間LIFE誌の
ネガ係の仕事を黙々としていた。
突然の会社の合併吸収で、雑誌は廃刊。
仕事を失う危機に至ってしまう。

無くしたネガを探す為に、
妄想ばかりでずっと動かなかった主人公が
旅へと動き出す。

行動しないで現状に甘んじてしまう主人公の姿は、
日本人のほとんどの人にあてはまる。

そんな行動しない人間が、
やっとの思いで動き出し、
今まで納得いかなかったものを
もの凄いスピードでで取り返していく!!

やっとこさ旅に出た主人公も、
動き出しても、何度も
留まるべきか動くべきかの
二つの道を選ぶ岐路に出会います。
でももう動き出した人間は、
留まることは選ばないのです!!

主人公の唯一の特技はスケボー。
ほのかに思いをよせる同僚の息子に
スケボーテクニックをレクチャーするのだが、
カッコ良く決まった瞬間に限って、
同僚の女性はみていない!!

こうして評価されるチャンスを
逃してしまう人っているんですね。
これではどんどん自信がなくなっちゃう。

でも、どんなに冒険をしても、
本当の自分の姿は、必ず誰かがみていて、
誰かの心の中で評価されているものです。

権威を得るとか誉められるとか
そんなカタチにとらわれることには
あまり意味がないことを、この映画は語っています。
その場限りの評価よりももっと大切なこと。

メーテルリンクの『青い鳥』ではないけれど、
大切なことは旅先にあるのではなく、
この今いる足下にすでに存在していたということ。

冒険をしたからこそ気づくことがあります。
等身大ありのままの自分をもっと愛しましょう!