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『東京ディズニーランド』お客様第一主義の行方

公開日: : 最終更新日:2015/11/08 テレビ, メディア

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自分はディズニーランドは大好きです。
子どもたちも喜ぶし、

自分も子どもみたいに楽しんでる。帰る頃には「また来たい!」といつも思いながら、
でもそうそう来れないなという

現実を噛み締めながら
クタクタになって帰路につく。ここは毎日がお祭り。
ひとときの夢をみさせてくれる。先日テレ東の番組『カンブリア宮殿』で
東京ディズニーランドを経営している
オリエンタルランドが特集されていた。ディズニーランドはアメリカの
エンターテイメントの大御所。

それを極東の日本の小さな会社だった

オリエンタルランドが
ディズニーと契約を結ぶまでは
何十年もかかっている。当時敗戦国だった日本は、
高度成長期にさしかかる。
エンタメもアメリカに習うべきと、
なんとしても権利を得ようと
奮闘したのでしょう。きっとディズニー側のガイドラインも
厳しいもので、それを構築するのに
相当の時間が費やされたと想像つきます。今、東京ディズニーランドのサービスは
本家アメリカよりも優れているでしょう。お客様第一主義。
ここで不快な思いをすることは皆無に等しい。

ゲスト(客)はキャスト(従業員)たちに
おおいにおだてあげまつられ、
いい気分になって楽しんでいく。

素晴らしいことだ。

キャストもほとんどがアルバイト。
アルバイトがこれだけ自責をもち、
サービス精神に至るのも、
みなそれぞれがディズニーのファンだから。

働いている人も、来る人も、
みんなディズニーが好き。
アルバイトのスタッフもみな
自分の仕事に誇りをもっている。
こんな企業は他にはない。
ここではブラックなんて存在しない。

でもこんなに良くしてもらっちゃうと、
そのしわ寄せがどこかでくるんじゃないかと
うがった心配をしてしまう。

アメリカのディズニーランドは
ここまでお客様第一主義ではない。

自分もここまでサービスしてもらわなくとも
充分楽しめると感じている。

このお客様第一主義、

ディズニーランドに習えで、
日本のサービス業の客対応がどんどん
お客様第一主義になっていく。
そこまでしてもらわなければ
満足がいかないくらい
日本人が弱っていったようにも感じる。卑屈に下僕となってしまうことによって、
働く人の心が荒み、
どこかよそでモンスターカスタマーに
なってしまうかも知れない。「俺は毎日これだけ我慢してるんだ!
だからお前も苦しめ!!」というロジック。ディズニーランドは、
集まる人がみんながファン。
客と従業員の「ディズニー愛」という
共通のイデアあってこそ
はじめて成立するエンターテイメント。この「愛」を無視して、
表面だけのサービスをマネしても
どんどん苦しくなるだけ。日本の過剰な「お客様第一主義」サービスに
そろそろ歯止めをかけないと、
かえってみんなが苦しくなってしまうような
気がしてしまいます。

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